りんごの害虫を防ぐには

りんごは農薬なしでは作れないと言われるほど。害虫を寄せ付けない対策はあるのでしょうか。

 

 

りんごの害虫

ハダニ類、アブラムシ類、ハマキムシ類、リンゴハタムシなど、桃や梅以上に害虫が好む木です。その為、しっかりと害虫対策をしないと、花は咲いても実がならないという事態になります。

 

りんごに害虫が付いたら?

害虫を見つけ次第、取り除く必要があります。殺虫剤などを使用するか、手で丁寧に排除しましょう。食害された葉はそのままにせず、必ず取り除きます。6〜9月にかけて幼い果実の表面に穴が出来た場合「モモシンクイガ」の仕業かもしれません。ダメージを受けたりんごは直ぐに取り除きましょう。袋を掛けておけば、予防に役立ちます。

 

農薬をまく

りんごの栽培は、害虫との戦いともいわれています。1年を通して害虫が付き易く、1年に13回程、農薬がまかれるようです。人体に影響のない範囲とされているのでご安心下さい。7月上旬ごろ成虫発生時期には、スミチオン乳剤1000倍液をまいてみましょう。ロングセラーの農薬として有名です。

 

無農薬栽培のりんごが話題となりましたが、自宅で栽培する際には、きわめて難しいと考えられます。スーパーに売られているりんごでさえ、無農薬のものは殆どありません。適量であれば農薬の塗布を考えても良いのではないでしょうか。りんごをすくすくと育てるヒントにしてみて下さいね。