紅玉りんごの特徴
おかし作りには定番と言われるりんご「紅玉」の特徴をご紹介します。
紅玉について
明治時代にアメリカから入ってきた「ジョナサン」という品種のりんごを日本独自にアレンジして生み出されたのが「紅玉」です。小ぶりではありますが、独特の酸味、真っ赤な色合い、そして加熱しても煮崩れし難い、りんご本来の香りが強い、という理由から料理に使われるりんごとしても重宝されています。
紅玉の特徴
他のリンゴ(つがる・ふじ)と比べると、カロリーが低く、ペクチンやカリウムが豊富です。なんと疲労回復や脂肪燃焼に効果的なリンゴ酸の量は「2倍以上」。より一層、健康効果・美容効果が期待できるのです。
旬の時期と注意点
紅玉の旬は9月下旬から11月上旬。生産に手間のかかる品種なので、市場に出回りにくい事もあるようです。そんな時に紅玉の代わりとなるリンゴをお探しならば、「ジョナゴールド」、「あかね」がお勧めです。「ふじ」も加工用に向いていますが、酸味が少し足りないのでレモン汁などで調整しましょう。
紅玉は、コンポートやジャムにすると、可愛らしいピンク色となります。そのまま食べても美味しいですが、お菓子の材料にして紅玉ならではの美味しさを引き立ててみてもよいですね。