りんごを加熱すると栄養はなくなる?

りんごを加熱する「ほっとりんご」に注目が集まっています。栄養成分がさらにアップするのだとか。

 

 

りんご加熱のメリット

ペクチンの活性化が9倍に!

加熱する事で、不溶性食物繊維「プロトペクチン」が水溶性食物繊維「ペクチン」に変身。体の不要物をゲル状になって絡めとり、排出を助けるペクチンの働きが9倍にも増します。また、腸内善玉菌の良質なエサ「オリゴ糖」も含んでいるので、善玉菌の数を増やし、更なる腸内環境の整備に役立つのです。

 

体を温める

果物は体を冷たくする食べ物です。温めて上げる事で、その欠点を克服し血行促進にも役立ちます。

 

りんご加熱のデメリット

加熱する事で失われる栄養もあります。酵素は熱に弱く、ほとんどなくなってしまうと言われています。ビタミンCやカリウムは水に溶け出やすいので、ベイクした場合、あまり摂取出来ないかも知れません。コンポートなどにすると良いでしょう。

 

 

腸内環境を整える目的であれば、加熱した方が効果的な栄養成分が増して良いかも知れませんね。一方で、むくみ解消や免疫力アップを図るならば、生のままがお勧めです。目的別に食べ方を工夫してみましょう。