すりおろしりんごは下痢や風邪にいい

すりおろしリンゴが下痢や風邪に良いのは何故?その理由に迫ります。

 

 

すりおろす意味

すりおろす事で、成分が変わるという訳ではありません。胃に優しく、また、吸収されやすくなります。

 

下痢に効く理由

りんごは「水溶性食物繊維」を豊富に含んでいます。この食物繊維の特筆すべき特徴は、ゲル状になって体内の不要な老廃物を絡めとり、体外に排出してくれる点。そして、善玉菌のエサとなって、善玉菌を増やして腸内環境を整えてくれる点です。下痢や便秘は、腸内環境の乱れを原因として発生する事が主なので、リンゴによって腸内環境を効率的に整えられ、下痢などの症状改善が見込めるのです。

 

風邪に効く理由

風邪をひくと、体はウイルスと戦い、体力が低下→胃腸が弱るという過程を辿ります。弱った胃は、食べ物の消化・吸収を促す「消化酵素」を十分に分泌出来ません。そんな時に役立つのが、リンゴに含まれるペクチンです。ペクチンには、消化・吸収され易くなる働きをします。消化酵素の働きを助け、結果として効率的な栄養の吸収・消化→体力回復に役立つのです。

 

りんごそのままでも勿論効果的ですが、風邪で弱った胃調に優しくアプローチするには「すりおろしリンゴ」がよりお勧めです。下痢の際には、1日リンゴ1/2〜1個の範囲で摂取してみて下さいね。