りんごを塩水に浸す時間

塩水がりんごの変色に役立つ事は有名ですが、浸しすぎるとしょっぱいし、お塩の量を減らせば効果が出ないことも。どの位の時間や濃度が丁度良いのでしょうか。

 

 

塩の適量

変色を防ぐのに必要な塩水の塩分濃度は0.5〜1%とされています。りんご1個であれば200CCの水に塩一つまみ(小さじ1/5位)と考えましょう。

 

理想的な漬け置き時間

長く付ける程、良い気がしますよね。実は、「さっとつける」のが正解!長く付けすぎると、栄養分が溶け出てしまうのです。例えば、りんごに含まれる健康成分「ペクチン」は水溶性食物繊維。水に溶ける性質を持ちます。切ったら、さっと塩水に浸すようにしましょう。

 

そのまま塩水に浸して保存するのはアリ?

変色防止効果は期待出来ますが、やはり栄養が溶け出る可能性を考えるとあまりお勧めできません。塩の濃度が強すぎると、塩辛くなってしまうので要注意です。
また、塩水はりんごの変色を防ぐための対策であり、日持ちを伸ばす効果はありません。2日以内に食べる様にしましょう。

 

塩水を味方に付けて、りんごのフレッシュな見た目をキープしましょう。これでお弁当用のりんごも美味しく頂けますね。